こんにちは。
 
津田沼駅北口から徒歩3分の「結デンタルクリニック津田沼」です。
 
 
「2～3年前に治療が終わっている歯が、また痛い？」「被せた銀歯が取れた！せっかく治療したのに？」これまでに、そんな経験はありませんか？
 
むし歯が再発するのには理由があります。正しい対策の方法を知って、予防しましょう。
 
 

 
わたしたち人間の口の中には、細菌がいます。
 
その中には、悪さをする細菌と比較的おとなしくしている細菌がいます。
 
むし歯菌は、お口の中で悪さをする細菌のひとつ。
 
むし歯菌は甘いものが大好きで、口内に残された「糖」を取り込んで「酸」を作り出します。
 
歯の最表層であるエナメル質は酸にとても弱く、食事のたびに溶かされてしまいます。これを「脱灰」といいます。
 
歯が溶けると聞くと心配になるかもしれませんね。
 
でも、溶かされた歯は、唾液に含まれるミネラル成分を取り込んで元の状態に戻りますから心配は要りません。この仕組みを「再石灰化」と言います。
 
しかし、唾液の量が減って細菌が作り出す酸の量が増えてしまうと、お口の中の「脱灰」と「再石灰化」のバランスが崩れて「むし歯」になってしまいます。
 
その点、むし歯になりにくい人は、歯磨きをしっかりと行い、酸を口の中にとどまらせておきません。
 
逆に、むし歯になりやすい人は、ダラダラとおやつや甘いドリンクを口にして糖を長く口内に留まらせています。
 
 

 
1度治療したところなのに銀歯などの被せものが取れたり、冷たいものがしみる様になったりすると「再発？」と考えてしまいますよね。
 
銀歯は、口内という過酷な環境下で経年劣化しやすい歯科素材です。
 
定期検診やメンテナンスを受けないでいると、銀歯と歯の間にすき間ができてしまい、そこからむし歯菌が入り込んで銀歯の下でむし歯が再発して知らないうちに広がってしまうことがあります。
 
気づいた時には抜歯を免れないほどむし歯が悪化していた、といった事態に陥ることもあるのです。
 
 

 
唾液には、殺菌作用があります。天然のデンタルリンスと呼ばれるほどで、酸を薄めたり、洗い流したり、お口の中で重要な役割を果たしています。
 
唾液の量が少ない人は、むし歯になりやすく、むし歯の進行が速い傾向にあります。
 
ストレスが多い方は粘液性唾液と言い、ネバネバした唾液になって口の中が乾燥しがちになります。
 
ストレスをためず、リラックスを心掛けましょう。
 
食事の時は、よく噛んで食べることも大切です。よく噛むことで唾液腺(顎の延長線、耳の付け根辺り)の刺激になります。
 
唾液腺への刺激が良い働きをする唾液の分泌を促進し、唾液の量が増え、常にお口を潤しておくことができます。そうなると、唾液がもつ天然パワーである「殺菌作用」がよく働いてくれます。
 
 
結デンタルクリニックは、定期検診でむし歯のリスクをチェックし、むし歯になる前に未然に防ぐ「予防型歯科」です。
 
むし歯の再発を少しでも長く延ばしたい、なるべく再治療をしたくないという方は、お気軽にご相談ください。