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なぜ治療をくりかえすのか?

前回に続き
なぜムシ歯になったのか?抜歯になったのか?治療を繰り返すのか?という問いに今の時点で言えることをお答えします。

大きく分けて3つの理由が挙げられます。
1病気の発見率が低い。
2治療の成功率が低い。
3メインテナンスをしていない。

1ムシ歯の発見率の問題
 ムシ歯が大きくなるまで気がつかない。パノラマ撮影(オルソパントモグラフィ)では小さなムシ歯はみつかりません。
 当院はデンタルX線写真を並行法で撮影します。根の治療の多い人は14枚法、少ない人はバイトウイングで撮影します。
 または痛みが出るまで治療をしないことも問題があります。
 歯周病と虫歯そのものは痛みがでにくいため、痛みが出てからでは神経を取る治療が必要となることが多い。
 デンタルX線で象牙質の半分を超えると歯髄に炎症が起きている確率が高まります。
 痛みが出てからの歯周病も抜歯になることが多い。
 病気が小さいうちに見つけて(できれば小さく)
 治すことが歯そのものの強度を下げずにすむため重要となります。
 
2治療の成功率が低い
 日本の保険制度における治療は、海外の治療に比べ成功率が低いといえます。
 修復治療の10年成功率
 日本            海外
 55%           90%
 
この成功率の差は、日本の保険治療と海外の治療の1回の治療にかけることのできる
時間と材料器材のコストの差に原因があります。ここでいう海外の治療とは日本の自費診療に相当します。

3メインテナンスをしていない
 虫歯や歯周病は慢性疾患であり、再発するリスクを潜在的に持っています。
 この再発を防ぐためにはメインテナンス(定期管理)が必要となります。
 メインテナンスとは定期的な管理と訳され、定期検診とは異なります。
 定期健診は悪いところを調べることのみを指します。
 それに対しメインテナンスとは
 新たな病気を作らないよう予防処置を行うことと、
 病気のなり始めのものを発見し、早期に改善策を取ることを言います。
 残念ながらメインテナンスをしていれば、全て100%の病気の再発を防げるわけでは
 ありません。しかし、定期的なメインテナンスを受けている方と、そうでない方を比較した場合に、再発率が5年で3倍の差が認められます。
 メインテナンスを定期的に行うことで再発率を1/3に抑え、再発した病気に関しては
 早期発見早期治療することにより、重症化する前に治療し進行停止できるので、
 長期間のお口の健康を維持していけるものと考えます。

治療の繰り返しの悪循環を止めたいという方は結デンタルクリニック津田沼へご連絡ください。