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歯みがきした後のうがいは何回?

歯みがきした後にうがいはしていますか?

「もちろんしっかりしています!」「歯磨き粉が全部なくなるようにやっています!」

やる気があってすばらしいと思います!しかし、待ってください!実はうがいはし過ぎないほうが良いんです。

答えは0回か1回

正確に言うと虫歯予防のためには、「フッ化物配合歯みがきこを使って歯をみがき、歯みがき後にはうがいをしすぎないほうが良い。」のです。フッ化物は低い濃度で長い時間お口の中に残っていたほうが効果を発揮します。

まずは歯磨きこを選ぶときに「医薬部外品」かどうかを確かめてください。次にフッ化物が入っているかどうかを確かめてください。

フッ素の濃度と量は、6歳以上から大人が使うものであれば1450ppmを1.5~2cm(歯ブラシ毛の部分全体)、歯が生えてから2歳までは950ppmを1~2mm(米粒程度)、3~5歳であれば950ppmを5mm(グリーンピース程度)を使ってください。詳しくは日本小児歯科学会の提言もご参照ください。

日本小児歯科学会 | 「フッ化物配合歯磨剤の推奨される利用方法について」4学会(日本小児歯科学会・日本口腔衛生学会・日本歯科保存学会・日本老年歯科医学会)合同の提言(普及版)が発表されました。 (jspd.or.jp)

そして歯みがき後のうがいは最低限です。うがいしなくても平気な方は唾液と一緒に吐き出す程度でもいいです。研磨剤無配合のジェル状歯磨きこはうがいをしなくてもそんなに気にならないメリットがあります。

うがいをする場合は、10から15ml(おおさじ1杯)の水でくちゅと1回ゆすいで吐き出してください。そのあと飲食をしなければ2時間くらいかけてフッ化物は歯や磨き残したかもしれない歯垢に吸収されます。寝ている間の時間は飲食はしないのと、唾液の量が減るのでフッ素が長くとどまります。寝る前の歯みがきでこれをやると特に効果的です。

どうしてもうがいがしたい場合

人によってはどうしても気持ちが悪くてしっかりゆすぎたいという方もいますよね。そういう方に関してはフッ素うがい薬(フッ化物洗口剤)を使うことをお勧めします。フッ素の入ったうがい薬ですすぐことで、お口の中のフッ素濃度が完全には下がりきらない効果が得られます。

フッ化物の安全性

フッ化物の安全性は厚生労働省の資料をご覧ください。フッ化物利用(概論) | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)