初診の流れ(お子さま向け)initial visit (children)
結デンタルクリニック津田沼では、お子さまが「歯医者さん=こわくない場所」と思えるようなやさしく丁寧な診療を大切にしています。
乳歯・永久歯のむし歯予防はもちろん、将来を見据えた「咬合育成(こうごういくせい)」にも力を入れ、健やかな成長をサポートします。
初めての歯科受診は、お子さまにとって大きな一歩。
当院では、診療チェアに座る練習や、お口を開ける練習からスタートするなど、お子さまのペースに合わせて診療を進めますので、どうぞお気軽にご来院ください。
初診時にご持参いただくもの

・マイナンバーカード(保険証)
・母子手帳(あると望ましい)
・お薬手帳(服薬中の場合)
・紹介状(お持ちの方のみ)
初診の流れ

- 受付・問診票のご記入お子さまの体調や過去の治療歴、生活習慣などについて簡単な問診票をご記入いただきます。

- カウンセリング保護者の方から、お口のお悩み、歯並びやかみ合わせの心配などをお伺いします。
そのほか普段の生活で気になるクセ(指しゃぶり、口呼吸、姿勢など)があればお知らせください。

- 検査(お口の中のチェック・写真・レントゲンなど)・お口の中の視診(むし歯・歯ぐきの状態など)
・歯並びやかみ合わせのチェック
・必要に応じて、口腔内写真やレントゲン撮影
●精密な診断のための「14枚法」
当院では、上下の歯をそれぞれ7枚ずつ、計14枚に分けて撮影する「14枚法」を用いたレントゲン検査を行っています。
1〜3本ずつ、歯と歯が重ならないようにインジケーターを使って撮影し、一本一本の歯を鮮明かつ精密に記録します。
以下のような写真資料を作成いたします
口腔内写真
顔貌写真
レントゲン写真
●14枚法のメリット
・歯と歯の間の小さなむし歯の発見
・歯周病の進行状態の把握
・詰め物・被せ物の適合状態の確認
・症状が出る前の変化を捉え、早期発見・予防につなげる
これにより、初期の小さな症状も見逃さない治療を心がけています。

- 診断と今後の治療・予防計画のご提案検査結果をもとに、お子さまのお口の状態や成長の特徴をわかりやすくご説明します。
・今後の治療の必要性・内容
・むし歯予防のポイント
・歯並び・かみ合わせの育成サポート(必要な場合)
できるだけお子さまが怖がらないように、段階を踏んで無理のないペースで進めていきます。

- 咬合育成について結デンタルクリニック津田沼では、むし歯の予防と同じくらい「咬合育成(こうごういくせい)」を大切にしています。
咬合育成とは、お子さまのあごの健やかな成長を助け、正しいかみ合わせを育てていくことです。
噛み合わせの調整はむし歯だけに限らず、歯並びや姿勢、呼吸、顔の発育にも関わる大切な要素です。
以下のようなチェックやアドバイスを通じて、お子さまの未来をサポートします。・指しゃぶり・口呼吸などのクセの確認と改善
・舌の動きや飲み込み方のチェック
・食べ方・姿勢など日常生活での指導
・成長を促すためのトレーニングや装置のご提案(必要な場合)
矯正を始める前の大事な準備段階として、自然な発育を最大限に活かすことを目指します。

- 処置(必要な場合)・次回のご予約初診当日に痛みや処置が必要な場合には、可能な範囲で対応します。
次回の診療については、治療・予防・咬合育成の方針に基づいて計画を立てていきます。※お子さまの緊張や年齢によっては、まず「練習」から始めることもあります。
よくあるご質問(Q&A)
Q1.何歳から受診できますか?
A.生えはじめの歯が気になった時点から受診可能です。
乳歯が1本でも生えたら、むし歯予防や歯みがき指導のスタート時期です。
早めの受診で歯医者さんに慣れ、将来の健康なお口づくりにつながります。
Q2.子どもが歯医者さんを怖がるのですが大丈夫ですか?
A.無理に治療は行わず、お子さまのペースに合わせて進めますのでご安心ください。
診療台に座る練習や、お口の中を見るだけの日からスタートすることもあります。
まずは「慣れること」を大切にしています。
Q3.初診で治療までしてもらえますか?
A.痛みや腫れなどの緊急性がある場合は、その日のうちに応急処置を行います。
それ以外の場合は、まず検査と診断を丁寧に行い、治療計画をご提案したうえで、次回以降に治療を行います。
Q4.どんなときに咬合育成が必要になりますか?
A.指しゃぶりや口呼吸が続いている、歯並びが気になる、食べ方が偏っている場合などは咬合育成が効果的です。
成長期に合わせたアプローチを行うことで、将来的な矯正治療の負担を軽減できる場合があります。
初診時の検査で詳しく確認し、必要に応じてご説明します。
Q5.保護者も一緒に診療室に入れますか?
A.はい、ご一緒に入っていただけます。
お子さまが安心できるよう、初診時や治療に慣れるまでは保護者の方の同席を推奨しています。
状況に応じて、お子さま一人で座ってみる練習も行っていきます。